事業紹介

消費する利用者ではなく人生の主人公として

スペース遊は「仕事を通じて生活を豊につくりあげていく」
ことをめざす作業所〔あえて〕です。

Q.スペース遊は「仕事ができる人しか入れないの?」

A.いいえ、スペース 遊はどちらかというと、いわゆる重度の障害者の方のほうが多いです。「仕事したい」と思う障害者の方はもちろん、保護者が「できるかどうかわからないけど、『仕事をする人』になってほしい」と思えばOKです。
ただし、一つだけわかっていただかなければならないことがあります。
仕事をする、というのは同時にいろんなことを「要求される」ことでもあります。
現状ほとんどの障害者は「要求されること」にあまり慣れていないので、パニックをおこしたり、こだわりが強くなったり、ということもあります。
そのとき家庭でも共にのりこえてもらわないといけないのです。
「うちの子はとにかく毎日きげんよく行って、機嫌よく帰ってきてくれればいい」ということを望む方はスペース遊には合わないと思います。

Q. 「仕事をする」ってそんなに大事なこと?

A.私たちは、無認可の作業所から始めて10年間で「仕事をする」ということを通じて、どのような障害があっても、大きく成長していく、という姿を実感してきました。    
重度の知的障害者の人達にとって大切なことは「言っていることがわかりやすい。」ということです。なぜ、うろうろと立ち歩いてはいけないのか? 「仕事中だから」なぜ、製品を噛んではきいけないのか?「仕事だから」他の皆がしている「仕事」を自分もする、ということはまわりが考えているよりずっと実感しやすいようです。
もう一つ、「仕事をする」ということは、達成感を持つことができ、自分に誇りを持つこと、自信を持つことにつながっていきます。仕事=遊び、である利用者もいますが、それでも皆と自分のする仕事が違っていると「不満」を表現したり、逆に「自分だけの仕事」だとうれしそう、だったりします。「自分を認めていく」あるいは「自己実現する」という力をつけていくツール(道具)として「仕事」は役立つ、と実感しているのです。

Q.どんな仕事をやってるの?

A.どんな重度の障害者でも仕事を、というところから職種はいろいろとり揃えています。 主としては軽作業ですが プラスチック製品のバリ取り(ほとんどの利用者が可能)からキャップ仕上げ、御茶器(並べる~針金の取っ手を取り付ける)シュリンク(袋に入れる~検品、箱詰め)、シール張り等、簡単なことから一定のスキルが必要なところまで、その人に合わせた仕事ができます。
体を動かす方が得意な利用者には、リサイクル(廃品、牛乳パックの回収・整理・搬出)、園芸(種まき~育苗~植え付け)もあります。 スペース遊は重度の障害者が多いので、一人ひとりのスキルをみがいて就職へ、というよりは、「皆で力を合わせて仕事をする」というかたちをとっています。力のある人には「自分のことだけでなく、仲間のことも考えて」を要求します。

Q. 仕事以外にはどんなことがあるの?

A.スペース遊は、基本『仕事をする』ですが、その為の「動機づけ」は大切なことだと思っています。仕事をしてお金をもらう、という一般的なラインで仕事ができる人はほとんどいません。 まず、お金を使うと楽しい、というところから。それができたら「使い方を考える」 自分の働いたお金で旅行を計画したりしています。

Q.では、給料はどのくらい?

A.毎月の基本給は13,000円(軽作業収入から)年2回、賞与と余ったら調整給として前後期末に支払います。
賞与はただでは出しません!!
スペース 遊恒例「ボーナス闘争」というのがあり、利用者の代表が中心となって所長と闘います。
ちなみに、昨年度(平成31年4月1日~令和2年3月31 日)の利用者工賃は、6,796,033円でした。

Q.でも、うちの子は重度だから・・・

A.障害を受け入れることは大切なことですが、障害を持っている方の成長を期待しない、というのは失礼なことではないでしょうか? 一人ひとりに適切な要求をし、その要求をのりこえていく力をつけていくことは、あきらめてはいけない、と思っています。

私たちスペース遊は、障害を持った人がサービスを利用する「消費者」としてではなく、「仕事をする」ということを通じて、自分の人生の主人公であるための支援をし続けていきたい、と思っています。

概要

名 称 就労継続支援B型事業所 スペース遊
住 所 570-0008 守口市八雲北町3-35-11
TEL/FAX 06-6993-4435
運営法人 社会福祉法人 くすのき福祉会
定 員 27名
現 員 25名(男性20名・女性5名)
職 員 7名 (男性2名・女性5名)
授産事業
軽作業 バリ取り・キャップ仕上げ シュリンク・ファイル・フック等

リサイクル

廃品回収・牛乳パックの回収・トイレットペーパー、テッシュ ペーパーの販売(パックのリサイクル品)等

園芸

花の苗の育成、植え付け 苗の販売等

 


グループホーム レインボーって?

グループホーム レインボーは、現在男性3名、女性1名が生活しています。
マンション1階4DKで、日中活動の場にも歩いて5分でいける、静かなところです。
月~金(隔週土曜)の午前10時~午後4時までは日中活動の場 (スペース 遊)で仕事をしています。
午後4時過ぎに帰宅してからは、食事の仕度など手伝えることをしながら、食事、入浴後はテレビを見たりそれぞれのんびり過ごします。
メンバーの中には高齢の方もいますが、楽しめる事にはどんどんチャレンジ。休みの日にはみんなで出かけたり、一人ずつガイドヘルパーさんと出かけたり。
また、ダンスサークル等地域の活動や、運動会、お祭り等地域の行事にも積極的に参加しています。

共同生活

なるべく楽しく、とは考えていますが、それでもやっぱり共同生活。がまんすることもあれば、トラブルもあります。
でもそのこともとても大切なことではないでしょうか。
お互いが楽しくすごすためにどうすればいいか、をその人なりに考えることはとても大切なことですし、その力をつけていけるように支援することも、世話人さんを始め、スタッフの仕事の一つです。
仕事も頑張るし、日々の生活も、メンバー一人一人が努力しながらつくりだしていくものであるし、その力をつけていくことでよりよい生活ができる、と考えています。

概要

施設主体 社会福祉法人 くすのき福祉会
施設所在地 大阪府守口市八雲北町3丁目11-15 守口ハイライフA棟
定 員 4名(現在:男性3名・女性1名・世話人1名常時在中)
構 造 鉄筋鉄骨コンクリート 1982年11月建築 地上14階
居 室 4DK

いろんなことに積極的に

スペース響は、社会福祉法人 くすのき福祉会の2つ目のグループホームとして、平成24年5月に開設されました。3階建ての1戸建て住宅で、4名の利用者が世話人の見守り援助を受けながら仲良く生活しています。平日の日勤帯は同法人運営の就労継続支援B型「スペース遊」に通っていますが、休日はみんなで相談し、それぞれのほしいものを皆で買いに行ったり、外食、水族館、恐竜博、バスまつり、機関車博物館、お花見、フリーマーケット、お祭り、カラオケ、ボーリング、映画などなど、いろんな所に遊びに行っています。
お小遣いもできるだけ自分で管理して、金銭感覚を養ったり、外出時のマナーなども勉強しながらいろんなところに積極的に、意欲的に出かけています。 また、近くの公民館で週1回行われているボランティアのダンスサークルで心身ともにリフレッシュしたり、盆踊りなどの練習、不定期の野外活動への参加、地域の行事、祭り、文化祭、体育祭、一斉清掃なども積極的に参加して地域に溶け込んだグループホーム目指して取り組んでいます。

「共同生活のなかで、自分のことは自分でやる」そして、「自分らしい生活へ」

スペース響では、「自分のことは自分でやる」を目標に世話人が相談、声かけ援助しながら洗濯、自分の部屋の掃除はもとより、リビング、トイレ、お風呂、玄関、階段などの共有部分の掃除、ゴミ集め、収集場所へのゴミ出し、食器のかたづけ等、当番制でみんなで順番にしています。少しづつ自分で出来る事を増やし、自立に向けて取り組んでいます。みんなの希望でプランターでお花や野菜を育てたり、金魚やドジョウを育てたりもしていますが、もちろん同居人の金魚とドジョウの餌やりも当番制です。
月1回の世話人会議や入居者会議で自分の生活の見直しや、みんなの希望や要望を出し合い出来ることはどんどん取り入れています。 4人が補い助け合う共同生活の中で「自分自身の目指す、自分らしい生活を見つけ作りあげていく」場所としてのホームを目指しています。

概要

施設主体 社会福祉法人 くすのき福祉会
施設所在地 大阪府守口市八雲西町4-19-13
定 員 4名(現在:男性3名・女性1名・世話人1名常時在中)
構 造 木造3階建 スレート葺 住宅
居 室 4DK